5月14日、「週刊文春電子版」が芸能界に新たな恋のニュースを報じた。人気俳優の犬飼貴丈さん(31)と、元AKB48グループで現在はタレント・プロデューサーとして活躍する指原莉乃さん(33)の熱愛だ。記事によると、5月10日に都内の高級マンションから出てきたタクシーに乗る2人を文春が目撃。愛猫とペットクリニックへ立ち寄る指原さんを、犬飼さんはタクシーの中で待っていたという。
さらに興味深いのは、犬飼さんが14年以上も指原さんの”ガチファン”だったという事実。かつて「神みたいな存在」と発言し、頭に「345(さしこ)」と剃り込みを入れたというエピソードも明らかになり、ファンとアイドルの恋という意外な展開に多くの注目が集まっている。
犬飼貴丈とは
犬飼貴丈さんは、2014年に俳優デビューし、2017年に「仮面ライダービルド」の主人公・桐生戦兎役でブレイクした俳優だ。長身でさわやかな笑顔が特徴的な彼は、その後「今日から俺は!!」や「Heaven?〜ご苦楽レストラン〜」などのドラマに出演。現在も『ぽかぽか』(フジテレビ系)の金曜レギュラーや、放送中のドラマ『PJ~航空救難団~』(テレビ朝日系)にも訓練生役として出演するなど、着実にキャリアを積み重ねている。
演技力の高さだけでなく、インタビューでの知的な受け答えや、ファンとの丁寧な交流でも評判を集めている犬飼さん。そして今回の報道で明らかになったのは、彼が14年以上も指原さんの熱烈なファンだったという意外な事実だ。2024年7月放送の『トークィーンズ』では、指原さんを『神みたいな存在』と発言し、生の指原さんが登場すると「無理無理無理、ほんとにいるじゃん!」と慌てふためいたというエピソードも話題となっている。
指原莉乃とは
一方の指原莉乃さんは、AKB48の元メンバーとして知られるが、現在はバラエティ番組の司会やMC、プロデューサー業など多方面で活躍している。「さしこ」の愛称で親しまれる彼女は、鋭い洞察力と適切な自己開示、そして豊かな人間関係の構築力を武器に、芸能界で確固たる地位を築いてきた。
指原さんは「指原会」と呼ばれる独自の人脈を持ち、若手芸能人の育成や番組プロデュースにも力を入れている。自身のコンプレックスやプライベートを赤裸々に語る姿勢が多くの共感を呼び、「等身大の憧れの存在」として特に女性からの支持が厚い。
そして報道から約1カ月前、指原さんは自身のYouTubeチャンネル「さしはらちゃんねる」でウエンツ瑛士とのコラボ動画内で、「いまめっちゃ好きな人がいて」と発言。その好きな人が「もりもりもりもり食べる」ため、自分も一緒に食べて太ってしまったと明かしていた。「夜ラーメン食べたりとか。いままでしたことなかったから」という言葉からは、新しい恋に心躍らせる様子がうかがえる。犬飼さんはSNSなどで食事風景をたびたび公開するなど食べることが好きなようで、この「匂わせ」発言の相手が犬飼さんであった可能性が高まっている。
品川での出会い
報道によれば、二人は都内の高級マンションで目撃されたという。その具体的な場所は明かされていないが、東京湾に面した品川区は、近年再開発が進み、洗練された都市空間と豊かな水辺環境が共存するエリアだ。六本木や麻布のような派手さはないが、上質な暮らしを好む大人たちに選ばれている街である。
このエリアには多くの芸能人や経営者が住んでおり、プライバシーが守られやすい環境も魅力の一つ。二人の交際が始まったのは、芸能界という共通の業界でありながら、一方はアイドルファンであるという珍しい関係性からのスタートだった可能性が高い。長年の片思いが実って結ばれた「ファンとアイドル」という構図は、まさに多くの人の憧れそのものだろう。
現代社会で「モテる男性」の条件
犬飼さんのような現代にモテる男性の特徴はどのようなものだろうか。
第一に挙げられるのは「自分のキャリアへの真摯な姿勢」だ。犬飼さんは役者としての自分の道を着実に歩み、インタビューなどでも自身の仕事に対する情熱や向上心を語っている。自分の専門性を持ち、それに誠実に向き合う姿勢は、周囲に信頼感を与える。
二つ目は「適切な自己開示と共感力」。かつての「クールで無口」なタイプよりも、自分の考えや感情を適切に表現でき、相手の話にも耳を傾けられる男性が求められている。犬飼さんはファンとの交流でも温かい言葉遣いとコミュニケーション能力を見せている。
三つ目は「自立した生活力」。家事や料理など、生活の基本スキルを身につけていることが当たり前の時代になった。犬飼さんも以前インタビューで料理の腕前を披露し、自炊の大切さを語っていた。
現代社会で「モテる女性」の条件
一方、指原さんのような現代にモテる女性には、どのような特徴があるだろうか。
まず「自分らしさの確立と表現」が挙げられる。指原さんは自身の欠点や悩みを隠さず語りながらも、それを武器に変える強さを持っている。完璧を装うよりも、等身大の自分を受け入れ、それを表現できる女性に魅力を感じる男性は多い。
次に「知性と判断力」。指原さんはバラエティ番組での鋭い発言や、プロデューサーとしての的確な判断力で評価されている。美しさだけでなく、状況を分析し適切な決断ができる知性が求められる時代になっている。
そして「経済的・精神的な自立」。指原さんは若くして自分のキャリアを築き、経済的にも精神的にも自立している。依存する関係ではなく、対等なパートナーシップを築ける女性が現代では魅力的とされている。
品川から考える新しい恋愛のカタチ
品川という街は、東京の中でも特に「大人の洗練」を感じさせる場所だ。再開発された高層ビル群と、昔ながらの商店街や神社仏閣が共存するこの街は、伝統と革新のバランスが絶妙である。
犬飼さんと指原さんの関係も、この品川の街のように、伝統的な価値観と新しい関係性のバランスを模索しているのかもしれない。「アイドルとファン」という一見越えられない壁を乗り越え、「男女の恋愛」へと関係性が進化した二人。キャリアを大切にしながらも、互いを尊重し支え合う。公私の境界線をしっかり持ちながらも、心の距離は近い。
動画で語られた「夜ラーメンを一緒に食べる」という日常の些細な幸せを大切にする様子からは、肩肘張らない自然体の関係性が垣間見える。現代の理想的な関係性とは、相手に依存するのではなく、互いの個性と自立を尊重しながら共に歩んでいくことなのだろう。元アイドルとそのファンという特殊な出会いから始まった二人の関係がどのように発展していくのか、温かく見守りたい。
※この記事は報道された情報に基づいて作成していますが、二人の関係性の詳細については当事者のプライバシーを尊重し、憶測は控えています。